風和通信127号 2013年9月


いのちを支える訪問介護

 7月のある暑い日、ひとり暮らしのAさん(86才男性)宅へ伺うと、いつもと違った様子です。息苦しく、言葉もはっきりしない様子、歩くのもフラフラされています。急いでお茶を飲んで頂こうとしましたが一口、二口…なかなか進みません。

 

 とっさに「脱水?」を疑い、少しずつお茶を勧め一時間の訪問の間にコップ5杯分のお茶を飲んで頂きました。すると、息づかいも言葉もいつものAさんに戻られました。真夏日がつづく毎日、1回の訪問がいのちをつなぐことがあると感じています。

(スタッフ 松本雅代)

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