風和通信161号

ヘイトクライム

大月 傑

 

 神奈川県の障がい者支援施設で知的障害のある方々が襲われ、19人の命が奪われ20人が傷つけられました。被害を受けた人とその家族の気持ちを思うと言葉を失います。このような犯罪に私たちはどう向き合えば良いのでしょう。

 犯人は障がい者を「生きていても意味がない」と言い、殺しました。受け容れられない差別であり犯罪です。こうした差別を動機とする犯罪は憎悪犯罪(ヘイトクライム)と言われています。

 

 全国手をつなぐ育成会連合会の久保厚子会長は「国民の皆様には、今回の事件を機に、障害のある人一人ひとりの命の重さに思いを馳せてほしいのです。そして、障害の有る無しで特別視されることなく、お互いに人格と個性を尊重しながら共生する社会づくりに向けて共に歩んでいただきますよう心よりお願い申し上げます。」と呼びかけています。

 

 すべての生きている人の幸せのために、あらゆる仕事があり経済がある。なのにいつの間にか、仕事や経済のために人が生きていて、障がいのある人や子どもや高齢者らを「無駄」と言う社会になっているとしたら、それは本末転倒で不幸な社会だと思います。

笑顔つながるささやまステイ

 

 今夏も笑顔つながるささやまステイが実施されました。親子23人が5日間篠山に滞在して、川遊びなど夏休みを満喫し、無事に帰られました。(本紙2面に関連記事)


もくじ

ヘイトクライム   大月 傑
9月の予定    
今月の写真    
風和へGO   松本 雅代
笑顔つながるささやまステイ   中村伸一郎
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ふうわなくらし93    

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