風和通信188号

柿日和~福島のお母さんとの往復書簡~

 東日本大震災の原発事故による放射能汚染の被害に遭っている子どもたちを支援しているお母さんたちに毎年、富有柿を送っています。この秋も、地域の方から頂いた富有柿を風和の皆さんと枝を切り、きれいに磨いて福島へお届けしました。そして、頂いたメッセージを紹介させて頂きます。 

 

今泉さん(福島県伊達市在住)より

 今年もありがたい秋の恵みが我が家にやってきてくれました。本当に嬉しくて嬉しくて感激しています。ピカピカに磨いてくださって感謝感激です。お味も甘味があって最高です。

 

風和から

 今年の柿は、小さくって表面にも傷があるのが多く、食べられるところが少なかったです。ごめんなさいね。私たちも、毎日、お昼ご飯に頂いています。甘くて美味しいです。サラダやなますに入れてもおいしいです。

 

今泉さんより

 私の風景の中にある柿の木からはこの7年の間にたくさんのメッセージを感じています。小さな傷の一つがそれを物語っているのかと思います。自然の風に吹かれながら~台風の強い風に吹かれながら~今年は、潮風の影響も強く影響しているようです。いろいろとお料理に取り入れてみたいと思います。

 

風和から

 篠山の古い家には必ず柿の木があります。お年寄りの話によると柿の木は家の災いに垣(かき)をするという意味で、鬼門に植えたそうです。柿の木はとても強く、たくましいです。野生の甘さもあります。そして毎年、風雨にも負けず実ってくれます。福島まで旅する柿たちが皆さんに力を与えてくれますように。

 

 風和では、農家で余った野菜やお米などを、福島の子どもたちへ送る活動をしています。もしもご提供いただける食料があれば、ぜひご連絡ください。

(古米や日持ちのする穀物野菜など) 

柿日和の風景

 今月の写真は、富有柿磨きの風景です。枝をそろえ、タオルでピカピカに磨きました。

もくじ

柿日和~福島のお母さんとの往復書簡~   向井千尋

12月の予定

   
写真の説明    
文化の祭典 城東会場にて   前田武洋

ふうわなくらし120

   向井千尋
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